【Copilotで作ったWebツールの話】
先日、会員限定のお知らせでご紹介した「ケア記録アプリのCSVを取り込んで、Excelで集計できるWebツール」ですが、実はこれ、Copilotを使って自動生成したものなんです。

もともとExcelのマクロで作っていたツールがあったので、それをベースに「このマクロをWebブラウザ（ChromeやEdge）で動くようにして」とCopilotに指示（プロンプト）を出しました。
※実際には、もう少し専門的な言葉を使って指示しています。

その結果、全体の9.5割くらいは自動で作ってくれたという印象です。
残りの0.5割は、思い通りに動かすためにちょっとした工夫が必要でした。

細かい部分だけを直す際に、「ここをこうして」と具体的に指示すればするほど、逆にツール全体がうまく動かなくなっていきました。

私は元エンジニアなので、プログラムコードの内容はある程度読めます。なので、生成されたコードの中から修正したい部分を抜き出して、「この処理をこう変えて」と指示し、できあがったコードを差し替える作業を何度か繰り返しました。

最初のツールはコツがつかめず、完成までに2時間ほどかかりましたが、それでもゼロから作る半分くらいの時間で完成できたと思います。

慣れてしまえば、30〜40分で作れるようになりました。

【なぜWeb版を作ったのか？】
Excelマクロは、ダウンロード後にセキュリティ設定が必要で、それが結構ややこしく、しかもパターンがいくつかあるため、説明も大変で、ユーザーもシステムアレルギー全開。。

それを少しでも軽減し使い勝手を良くできれば、という思いで作ってみた、というわけです。
 

Web版にしたことで、そういった手間や難しさが軽減されたのはもちろん、処理速度が爆速になったという嬉しい誤算もありました。
Excelマクロでは3分かかっていた処理が、Web版ではなんと2秒で完了。
※ちなみに、オマエが作ったマクロコードが悪かったのでは？説は否定しません（笑）
 

【Copilotを使ってプログラミングさせてみて感じたこと】
そのうち「プログラマーはAIに置き換えられる」と言われることがありますが、今回の体験でその一端を実感しました。
 

今のところの結論はこんな感じです：

• 完成度はまだ95%（笑）
• Copilotに指示を出すには、ある程度のプログラム知識が必要
• 今はプログラマーにとって最強の相棒ツール！
  　　（相棒に見捨てられ独り立ちされる日は近いのか？？（涙））

ちなみに「ChatGPT」と「Copilot」の違いについて紹介します。