【5分でわかる】高額介護サービス費とは何か、分かりやすく解説します!
今回の動画では「高額介護サービス費」を活用して介護費用の負担を軽減する方法について解説します。自己負担額が限度を超えた際の還付の仕組みや非課税世帯のメリット、申請方法など実用的な情報と、介護費用を抑える具体的な工夫や節約法もご紹介します!
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重要なポイントまとめ
😀 高額介護サービス費は、介護保険サービスの自己負担が限度額を超えた場合に支給される制度です。
😀 一般的な自己負担限度額は44,400円、非課税世帯の場合は24,600円または15,000円になります。
😀 高所得者の自己負担限度額は改正により引き上げられています。
😀 介護サービス利用費が3万円の場合、限度額を超えると還付が受けられます。
😀 限度額は住民税の課税状況によって決まります。
😀 世帯分離をすることで、非課税世帯にすることができ、負担額を減らすことが可能です。
😀 親が障害者控除を申告することで、非課税世帯になり、高額介護サービス費を受けられる可能性があります。
😀 介護費用の負担を減らすためには、介護保険サービスを総合的に利用することが重要です。
😀 自宅介護でも施設介護でも、すべての介護保険サービスの費用を合算して申請できます。
😀 高額介護サービス費の申請は基本的に役所から申請書が送られてくるので申請漏れの心配は少ないです。
😀 申請書に必要事項を記入して返送することで申請が完了、以後は高額介護サービス費に該当した時に自動的に口座へ振込されます。
このように、高額介護サービス費は介護費用の負担を減らす大きな助けになります。ポイントを押さえて活用すれば、家計の負担を軽減し、より安心して介護に向き合える環境を整えることができます。この機会に、ぜひ制度を上手に活用してみてください。
藪内祐子(やぶうち ゆうこ)
元行政職員として、年金・健康保険・税金に関する8年間の経験を持ち、介護保険に関しては10年間の相談支援を行う。退職後、合同会社AYUMIサポートを設立し、公的支出の適正化を目指す「賢約サポート事業」を創設。多くの企業での講演やセミナーを通じ、「介護離職ゼロ」の実現や「公的支出の適正化」による従業員の可処分所得向上に貢献。
大阪府グループホーム外部評価委員として、利用者目線での施設運営へのアドバイスを行う。一般社団法人日本ライフマイスター協会理事を兼任し、介護する家族を応援する介護情報YouTubeチャンネル『ゆるっとかいご』のメンバーとして活動。
著書に『元行政職員が語る 介護 知っておきたいお金のこと』がある。