新規事業を生み出すこと
先日、社長から薦められて「新規事業を必ず生み出す経営」という書籍を購入し、読みました。
税込14,850円する超お高い本です。
ただ、その価値は十分にある本だと思います。※あくまで私個人の感想です(笑)
著作権の問題もあるので、内容の詳細には触れません。
介護サプリも事業を立ち上げてまもなく10年になりますが、おかげさまでユーザー数が全国2,400を越えました。
2014年秋、別事業部のマネージャーから介護業界向けの事業を一緒にやってくれないか?と誘われ、元々自分で考えた何かを世に出したいと思っていたので、二つ返事で「やります!」と言いました。
やる気満々で異動したのは良かったのですが、マネージャーも私も介護業界のことに関しては、どんな形態があって、どんな人が働いていて、どんな業務をしていて、どんな課題があるのかなど全く知らない状態でした。
そこで二人がとった行動は、お互い知り合いをつたって「介護施設で働かせてもらう」ということでした。
わたしは自宅近所のデイサービスで日中、機能訓練や入浴介助、昼食やおやつの準備をお手伝いし、夕方送迎後に施設長と晩遅くまで施設の思いや課題などをお聞きするという日々を送りました。
この経験はプロダクトを成長させていく上で、今でも私の礎になっています。
- 「こんなの作れば便利なはず」のような思い込みでは作らない
- ユーザーニーズをそのまま作るのではなく、そのニーズを形にすることで本当に問題解決できるのかを考える
- デスクに座って妄想するのではなく、現場に行って自分の目と体で感じる
- 自分がユーザーならこれを一番使いたいと思えるか?
などなど。
これまで本当にたくさんの介護施設で数千人に及ぶ介護スタッフの方とお話もさせていただきました。だからこそうちのサービスを使うユーザーの気持ちも分かりますし、求めているものも理解しているつもりです。現場にはヒントもあるし、行かないと答えは見つけられないのです。
(実際コロナ禍ではこの動きができなかったので、感覚が鈍ったと自覚するほどでした)
というような、事業を手掛ける上での考え方や行動がぎっしり詰まっている本です、という話でした(笑)
国や自治体も有識者(と称した人)を集めて意見ばかり聞くのではなく、自分で現場に行って実際に働いてみれば、介護報酬制度や補助金など支援の仕方が大きく変わると思うんですよね。。
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投稿を表示>わたしは自宅近所のデイサービスで日中、機能訓練や入浴介助、昼食やおやつの準備をお手伝いし、夕方送迎後に施設長と晩遅くまで施設の思いや課題などをお聞きするという日々を送りました。
素晴らしい!!
>国や自治体も有識者(と称した人)を集めて意見ばかり聞くのではなく、自分で現場に行って実際に働いてみれば、介護報酬制度や補助金など支援の仕方が大きく変わる
織田裕二にあれ言うてもらいましょう!!
ボクも本好きでよく買うんですけど、読むのん億劫なので読みかけで置いてあるのが多いです笑笑