お知らせ

しばばやん
2026/04/28 10:28

〜サプリの広場プロジェクトより〜 シリーズ「かいごびと」第2章

2026年1月末に開催したサプリの広場 vol.01「HAPPY CARE DAY! TOKYO 2026」。

現役介護士インフルエンサーの はたつん介護士 を司会に迎え、介護サプリとして初めて実施したオフライン勉強会です。

現役介護士のはたつんさん。今年5月に公開の映画「お終活3」にも出演されています。
エンディングテーマも担当されているらしい!?

前回、第1章では、参加者全員の方にご協力いただいたアンケート結果から、

かいごびとの「過去」に触れました。


そして、今回はかいごびとの「いま(現在)」です。

(第1章はこちら


誰かの人生に触れ、自分自身の人生の選択として介護を選んだ方は、

どのような現在を歩んでいるのでしょうか。



第2章|現在  〜介護の仕事を続けている理由〜


かいごびとたちは、今、何を支えにこの仕事を続けているのでしょうか。

アンケートで多く語られていたのは、高尚な理念や使命感だけではありませんでした。


利用者さんの「ありがとう」

利用者さんの笑顔を見られた瞬間

利用者さんに名前を呼ばれたとき

信頼できる仲間の存在


一つひとつは、日々の小さな出来事です。

けれど、その“小さな出来事”こそが、介護現場のリアルでもあります。


大げさな成功体験ではなく、

劇的な出来事でもなく、

ふとした瞬間に、「あ、今日も続けてよかった」と思えること。

それが皆さんのモチベーションになっているんだなと、そう感じました。


私は最近、こんな場面に出会いました。


ナイスライフいせださんで見た、続ける力の本質

先日訪問したグループホーム「ナイスライフいせだ」さんでは、

利用者さんが縫った雑巾を、

「1年間ありがとう。小学校でもがんばってね。」というメッセージを添えて、

近隣の保育園や幼稚園の子どもたちにプレゼントしているそうです。

地域の子どもたちとの交流も、定期的につくっていると伺いました。

職員さんが登下校の時間帯に近くを通ると、小学生の子どもたちが

「ナイスライフの人だー!」

と声をかけてくれることがあるそうです。

管理者の方が、満面の笑みでこう話してくれました。


普段、私たちの仕事って“忘れられがち”なんです。

だから、数年経っても覚えてくれていることが本当にうれしくて。

よし、また頑張ろうって思えるんですよね。


アンケートで挙がっていた「ありがとう」や「名前を呼ばれる瞬間」も、

きっと同じ種類の力なんだと思います。


介護の仕事は、ときに忙しく、報われにくいと感じる瞬間もあります。

それでも続けられるのは、

誰かとの関係の中に、確かな手応えが残るから。


心の支えは、派手なものではなくていいんだと思います。

“自分の仕事が、誰かの暮らしに触れている”と感じられる一瞬があるだけで、意欲が湧く。

アンケートにはそんな声が、たくさん並んでいました。


<しばばやんからの一言(ちょっと長くてすみません)>

ナイスライフいせださんには現場研修として3日間、お邪魔したことがあります。

利用者さんが翌日に私の出生地や年齢を覚えてくださっていたこと、

「次はいつ来るん?」と研修の最終日に質問されたことなど、

利用者さんからいただくちょっとしたお言葉に、とても勇気をいただいたことを思い出します。

研修最終日にはお別れ会としてたこ焼きパーティを開いていただきました。利用者さんに作ってもらったたこ焼きの味は、大切な思い出になりました。

介護の仕事を続ける理由は、意外と「小さな出来事」の中にあるんじゃないかなと思います。


ありがとうと言われたこと、名前を呼ばれたこと、仲間がいたこと。

そういう一瞬が、明日への力になっている。

私はそう感じます。


<『サプリの広場』について補足します。>

「介護現場で働く皆さまと、“介護の未来”をともに考える場を創りたい。」

そんな想いから、私たち介護サプリは、皆さまが気軽に集い、

学び合える出会いの場『サプリの広場』プロジェクトを立ち上げました。

「直接ケアの時間が足りない」

「もっと利用者と向き合いたい」

――そんな声に寄り添いながら、介護の未来につながるヒントを見つけ、

発信していくプロジェクトです。

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